時代を越えて、恋人になっちゃいました。


「まぁお前の考えはわかった。一応リストアップはしておく。あとはソウの考え次第だ」

「分かった。じゃ、ランニング行ってくる」

「おう。いってらっしゃい」



玄関の扉を開けると、途端に蒸し暑い空気に包まれた。

日の光も容赦なく降り注いでいる。


何もないのに汗が滲み出した額を、首にかけたタオルで拭い、私は走り出した。




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