時代を越えて、恋人になっちゃいました。
告白されちゃいました。
次の日の朝、私は4時に目が覚めた。
まだ千煌は眠っている。
ちょうどいいや、お風呂行ってこよ。
私は着替えのジャージを抱えて部屋を出た。
お風呂から出て時間を確認すると、まだ5時だった。
いつもならこのぐらいに起きているはず。
とりあえずいつも通り、ランニングに行くことにした。
部活停止と言っても、運動するのをめっきりやめてしまったら、今までつけてきた筋肉が全部脂肪に変わってしまう。
そんなアホなことさせるか。
私は運動靴の靴ひもをもう一度きつく結んで、玄関の扉を開けた。