時代を越えて、恋人になっちゃいました。
家に戻って、とりあえずもう一度シャワーを浴びた。
そして部屋に戻ってからソウにモーニングコール。
_プルルル…。
『んだよ、るせーな』
10コール目にしてようやくソウが出た。
「起きて、朝だよ。今日は朝一緒に行こうよ」
『は? んでだよ。お前朝練だろ? 俺はないけど』
「部活、停止になって朝練ないから。いいでしょ? 」
『おい、部活停止って、お前何やったんだよ』
すっかり目が覚めた様子のソウ。
私はワイシャツに袖を通しながらしれっと返した。
「ひ・み・つ♡ 」
私はスマホから耳を離した。
まだ向こうでソウがゴチャゴチャ言ってるけど、無視無視。
通話終了をタップして、スマホをベットに放り投げた。