時代を越えて、恋人になっちゃいました。
「ただいまー」
「お帰り。ご飯できてるわよ」
「やった! 」
「手、洗って来なさい」
「はーい」
リビングより奥にある洗面所て手を洗い、そのまま自分の部屋に行き、ゆるいルームウェアに着替えた。
リビングのテーブルには暖かい夕飯たちが並んでいた。
「ねぇ、食べていい? 」
「召し上がれ」
「いっただっきまーす! 」
さくさく食べながら、母さんに今日あったことを話した。
ソウとクラスが一緒だったことを伝えると、ものすごく笑っていた。
「先生も分けてくれればいいのにねぇ」
「ほんとだよねっ! 」
ご飯を食べ終えたら、今度はお風呂。
ゆっくり温まったから、お風呂から上がったあとも、体がぽかぽかしていた。
「かーさーん、部屋にいるねー。勉強してそのまま寝まーす。お休み」
「お休みー」
私は階段をタタタッと上がって自分の部屋に入った。