時代を越えて、恋人になっちゃいました。




1時間目の終了のチャイムが鳴った。



「結局、1時間サボっちゃったな」


ソウが苦笑しながら言う。


「そだね….」

「てか蒼空のせいで俺のワイシャツびっちょりなんだけど」

「ごめん」

「まー、いーや。一回家帰ろうぜ。俺今日チャリだから、乗っけてってやるよ」

「は? 部活は? 」

「おい、そこは普通『授業は? 』だろ? 」

「いいじゃん。夏の大会でれそうなんだもん」

「あっそ。また来ればよくね? 夕方に」

「それもそっか。よし帰ろう」

「いや、まて。2時間目始まったらな」

「はーい」






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