時代を越えて、恋人になっちゃいました。
Trois Ciel
気付いちゃいました。
「ってぇ。本当にお前女か? 」
「ったりまえじゃん! 」
私が殴ったところを微かに赤くしたソウは、ふて腐れた顔で自転車を漕いでいた。
「ったく、いってぇし」
「だからごめんって」
「あーあ、慰めて損したわ」
そんなこと言わなくてもいいじゃん。
「まーいーや。あとでがっちり説教してやる」
「…うっ」
嘘だぁ〜!