時代を越えて、恋人になっちゃいました。
ただいまソウの部屋。
私は膝詰めでお説教を食らっております。
もちろんソウに。
「ない考えてんだてめぇ! せっかく優しくしてやればこれかよっ! 恩を仇で返すんじゃねぇ! 」
「大変申し訳ございません…」
私はというと、ただ謝るしかない。
でも、でもさ、しょうがなくない?
不可抗力じゃない?
むしろ、私がソウの事好きって気付かなくて、よかったくらいじゃない?
………ん?
ちょっとまて。
今私はなにを思った。
「え、ええっ! 」
「うるっせぇ、黙れ! 」
気付けば叫んでいた。
いや、そうじゃなくて…。
「嘘でしょっ! 」
オーノー!
私は頭を抱えて、床に崩れ落ちた。