時代を越えて、恋人になっちゃいました。
Quatre Ciel
迷っちゃいました。
次の日、ソウが家を出たのを確認して、私もソウの部屋を出た。
やることなんてなかったけど、とりあえず自分の部屋に戻った。
部屋に戻った私はそのままベッドに倒れ込む。
さすがに一晩クローゼットに居ただけあって、体はガチガチになっていた。
しばらくうだうだしてから、私はストレッチを始めた。
その後は筋トレ。
たまにやるこんな基礎練メニューを一通りこなした私は、ジャージに着替えて竹刀を担ぎながら家を出た。
走りに行きがてら、術の練習でもしよっかなって。
「行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」
母さんは何も聞かずに送り出してくれた。
こういうところ、ほんと気がきく母さんだなっていつも思う。