時代を越えて、恋人になっちゃいました。



次の日、寝不足のままソウとあった。

そして総司の元へ行く。


無事ソウと土方さんのご対面も果たし、私たち4人は屯所のそばのあんみつ屋に来ていた。


「なるほど、2人は陰陽師なのか」

「この時代も陰陽師はいますか? 」

「多分いるぞ。なあ総司」

「そうですね〜。昔ほど盛んではないですが」



そうやって雑談をしていると、2人の性格もよく見えてくる。


私はもっぱら聞き役だから、なおさらだ。



総司は、親しき中にも礼儀あり的な人。

穏やかな瞳からは温かい光がこれでもかってくらい溢れてる。

蘭丸みたいに長い髪をポニーテールみたいに結っていた。


そう考えると私、総司、蘭丸の容姿はよく似てるんだな。


対して土方さんは、侍らしくチョンマゲ頭。

鋭い目は冷たすぎて、背筋が凍りそう。

それに土方さんはでかい。

ものすごく。

お相撲さん的なデカさというよりは、がっちり系なデカさ。

肩とかめっちゃ強そうで、野球やってたらキャッチャー向き。

ついでに長打力ありそう。

上様もソウも割と体の線は細いから、この人だけ威圧感が半端ない。

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