君は振り向かない
真由ちゃんの白くてもちもちした頬を撫で、指で唇に触れる。
真由ちゃんは、ますます恥ずかしがって顔を赤くしている。
俺はそのまま真由ちゃんに顔を近付ける。
真由ちゃんはびっくりして目をギュッと瞑った。
反応がいちいち大きくて、俺は笑ってしまう。
可愛い……
真由ちゃんの頬に、チュッと軽く触れるぐらいのキスをした。
「今はほっぺで我慢する」
俺がそう言うと、真由ちゃんはまた更に赤くなった。
本当は、唇にキスしたかったけどまだ我慢しとこう。
真由ちゃんが、これ以上真っ赤になると大変だから。
俺が、止まらなくなってしまいそうだから。