君は振り向かない
「菜々子は、今日も可愛いね」
そう言って、女の子の唇に触れる。
「ふふっ。唇好きだね」
女の子の唇は、いつでもプニプニしてて可愛い。
つい目の前にあると、
チュッ
キスしてしまう。
「うん、可愛い。もっとしていい?」
「頼斗、狼の顔になってるぅー!もうしょうがなっ…んっ!」
言葉を言い終わる前に唇で塞ぐ。
どう?もう俺のことしか考えられないでしょ?
女の子の目はもう俺に夢中。
俺は何度も唇を奪い、髪の毛を撫でる。
はぁー。
本当単純だなぁ。