君は振り向かない



柔らかいほっぺ。



「笑うなーー」



俺がそう言うと真由ちゃんは舌をべーっとだした。



俺が思わず笑うと、真由ちゃんが今度俺のほっぺを両方つかんだ。



俺はあまり力をいれなかったのに、真由ちゃんは思いっきりつかんできた。




「仕返し」



そう言って、いたずらっぽく笑った。



くそぅ、、、生意気だけどめちゃくちゃ可愛い。



俺を萌え殺す気なのか。



そんな俺らのやりとりを見ていた哲夫と三咲ちゃん。



「お前ら、イチャイチャしすぎ!」



「二人の世界に入ってる!」


と、散々言われて赤面した。



< 46 / 187 >

この作品をシェア

pagetop