マウンドの君
階段をおりると、
さっきのショートカットで
色白なエプロン姿の女の人。




「ゆーま、ちょっと
休んでからにしなさぃよ。
体もたないわ。」



「…はぁ……わぁったよ。」


悠馬はリビングのドアを開けた。




木が中心のリビングは
明るくて和む。






「「お兄ちゃん、お友達????」」



ソファーに座っている
小さな男の子と女の子。


悠馬より先に答えた。



「そうだよ。
お兄ちゃんの相棒だ。
けんごって名前だ。
お名前は??」
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