冷たい君と青春中。
「……なんで…抱き締め、るの…?」
こんなふうに優しくされたら、期待しちゃうよ。わたしのことが好きだからって、思ってもいいの?
「気まぐれ」
だけど、水野くんからかえってきた言葉はやっぱり冷たいもので…。
「そ、そっか、気まぐれかぁ…。そうだよね」
自嘲気味に、ははっとわらう。
気まぐれ、でもいいからもう少しこうしていたかったなぁ。
「あんたの、」
「えっ?」
わたしの…?
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