冷たい君と青春中。


教室の前につくと、りっちゃんと大和くんが廊下でお話をしていた。


「あっ、苺々華!」

そう声をあげたのはりっちゃんだ。


「宮城、大丈夫だった?」


そして、大和くんも。


「大丈夫だよ、ありがとう大和くん。それと、りっちゃん話聞いてくれないかな」


「はなし?聞く聞く!もちろん」

わたしの顔をみて、いい話かわるい話、どっちもつかずの状況をすぐに把握した様子。


それに、わたしの泣いたあとの真っ赤な目をみてすこし心配しているみたいで



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