冷たい君と青春中。


「それでね、うそってなにがうそなんだろう…って思って」


わたしがそういうとりっちゃんはなにやら考え込む仕草をする


「うぅ〜ん、わかりにくいね、水野くんって」


本当だよ、わかりにくすぎるんだあの人は。


「俺は、宮城の都合いいように受け取っていいと思うよ?」


「それって…。」


「泣き顔直視できなかったから、は嘘で本当は透亜が宮城を抱きしめたかった。ってこと!」


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