冷たい君と青春中。
じゅうぶんのよん。
「ごめんね」の返事
ーーーまてよ
条件反射でその声の発信源へと、ふりかえる
「皆のまえで、人のこと散々言って、言い逃げかよ」
水野くんはそう言うと、わたしの腕をつかんだ。
「…べつにっ、そんなつもりじゃ…。」
「おい、そこのあんた。」
「な、なにっ」
いきなり水野くんによばれおどろくみかちゃん
「うるさいのはあんだだから」
へっ、わたしじゃなかったの…?不覚にも、みかちゃんでよかった、なんて思うじぶんにすこし嫌気がさす