冷たい君と青春中。


「水野くん、またあしたね!」


そういって、手を振るとコクンとかるく頷いて


「…またあした」


いつものじゃあな、じゃなくて少し違う返事が聞けた。それだけで感動してしまうほど、水野くんがすきでたまらない。


「…うんっ、それじゃあ!」


笑顔でそういって、反対側のホームへ向かった。


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