冷たい君と青春中。


そこには、すでに[水野 透亜]と表示されたディスプレイがでていて


さいしょからわたしに電話させる気だったんだ…


「かりるね」


そのまま部屋をでて、静かな廊下へいく。


ーーープルルルルップルルルルッ


ききなれた機会音


3コール目のとき、プツッと音がして機会越しにだいすきな声が聞こえた


『………はい』

水野くんだ。

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