冷たい君と青春中。


「えっ、水野!こないんじゃなかったの?」


マイクをもったままの川北くんが水野くんをみて驚いてる。

あ、そっか。来るって知ってるのはわたしと大和くんとりっちゃんくらいなのか…。


「気が向いたから」


水野くんはそういうと、りっちゃんが座っていたはずの席にすわった。


あ、あれ?りっちゃんは?まわりを見渡すと、川北くんのそばの椅子にすわって、ウインクをしているりっちゃんを発見した。

< 190 / 462 >

この作品をシェア

pagetop