冷たい君と青春中。

どうして…、助けてくれると思ったのに。


「なぁなぁ、聞いてる?」


となりからはピッタリ密着した徳永くんの声


やだ、やだやだ。いやだよ水野くん助けてよ。


かけるくんが助けてくれなかったことがいちばんショックで、一気に心細くなる。


この場で頼れるのはかけるくんだけだったのに…。


だめだ、泣きそうだ…。ないちゃ、だめだ。

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