冷たい君と青春中。


鼻のおくがツン、として目が熱くなる。


なみだがじんわり膜をはった


「や、…めて。」


「え?もっとおっきい声で、」


「やめてってば!」


自分でも驚くほどおおきい声がでた、みんながわたしをみる。


恥ずかしくて、悲しくて、すごくすごくさみしくて、かばんをもって部屋をでる。


走りながら涙が溢れているけどそんなのいまは気にしてられない。

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