冷たい君と青春中。


言葉はすごくきついのに、わたしをなだめる水野くんの目が、声が、すごく優しくて


「ごめん…っ」


「なんで、俺じゃないんだよ」


「え?」


意味がわからなくて顔をあげる


「だから〜…っ、なんで俺じゃなくて大和なんだ」


わたしが…、電話をした相手ってこと……?

「で、でも…っ、水野くんの番号しらないし…っ、それに」

< 282 / 462 >

この作品をシェア

pagetop