冷たい君と青春中。

メガネのまわりには、6人くらいのいかにもヤンキーですって奴ら。


チッ、根性ねえやつらだな…。複数でひとりを囲むなんて、バカバカしい。


「やめて…下さい…っ、お願いです…。」


またメガネがそう言った。カツアゲか?メガネとヤンキーたちの制服はちがうもので


あの金髪たち、面識のない弱そうなやつに絡みに行ったんだな。


「もう…、許して…っ」


あのメガネも、もっと強気で言い返せよ。男のくせに情けねえな…。


そう思った時だった、視界の隅にどこかで見たことのある

こいつがやってきたのは


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