冷たい君と青春中。
プルプルと震える足を無理矢理うごかして、メガネたちのほうへ向かっている
あ、あいつ…いちごいちごはなってやつ。
なんであんな、ちんちくりんがメガネの元へ?
あー、もしかして知り合いか。あの中のヤンキーの彼女とか…。だったら早く止めてやれよな、いちご野郎。
だけど、いちご野郎はメガネたちの直ぐそばにつくと、固まって動かなくなった
すこしだけ目に涙を浮かべて、踏ん張っているようにも見える。
「なんだあいつ…」