冷たい君と青春中。


プルプルと震える足を無理矢理うごかして、メガネたちのほうへ向かっている


あ、あいつ…いちごいちごはなってやつ。


なんであんな、ちんちくりんがメガネの元へ?


あー、もしかして知り合いか。あの中のヤンキーの彼女とか…。だったら早く止めてやれよな、いちご野郎。



だけど、いちご野郎はメガネたちの直ぐそばにつくと、固まって動かなくなった



すこしだけ目に涙を浮かべて、踏ん張っているようにも見える。


「なんだあいつ…」

< 420 / 462 >

この作品をシェア

pagetop