冷たい君と青春中。


「水野、くん…っ!」


またあいつが俺の名前をよんだ


「だから、わたしのはなしきいて、」


「……うるせえ」


おいお前だよ、そのミカって奴。うるさいんだよお前。


当のミカってやつは、そうよそうよ!なんていちご野郎を睨んでいる。



「なんっ、なの。ひどいよ、そんないい方しなくてもいいじゃない!」


…は?なんでいちご野郎が泣くんだよ。俺は、ミカってやつにいったんだけど……。


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