冷たい君と青春中。



「水野くん今日もだいすき!」


そんな言葉毎日言って、恥ずかしくないのかこいつは。


「…またそれかよ」


最初は嫌いだった、うるさいしウザいし空気読めないし。


だけど今は、すこしだけ傍においてやってもいいかな、なんて考える。


「いつか、水野くんからの好きも聞きたいなぁ〜なんて」


そう言って、笑う彼女に


「お前次第じゃね」


なんて、ほら。甘い言葉をかけてしまうほど



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