冷たい君と青春中。



大和が慌てて、忍をとめていたきがするけど俺は構わずファミレスをでた。


「……麗」


空を見上げて、愛おしい人の名前をよんだ。


「…ックソ!」


近くにあった空き缶を蹴って、俺は家に向かう。


どうして、今思い出すんだよ。どうして、いなくなったんだよ……。


あの時の俺は、まだ未熟で恋愛なんてこれっぽっちも分かっていなくて


それでも、純粋に恋をしていたんだ。

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