冷たい君と青春中。


下駄箱へつくと、まだ生徒でいっぱいの校門。


その中に、ひとりだけポツンと自転車小屋の屋根でしゃがんでる男の子がみえた。


水野くん、だ。


きっと、傘を忘れたんだ。


しばらく水野くんをみていると、ヒョウ柄の派手な傘をさした女の子が水野くんの傍へ走ってきたのが見えた


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