冷たい君と青春中。



なんて喋ってるかわからないけど、多分声をかけられて一回目は無視した様子。


二回目に、首を振って雨の中水野くんがひとりで歩き出した。


もしかして、傘入る?って言われたのかな。


それで、断って帰っちゃったのかな。


ばいばい、のチャンスかもしれない!
そう思ったわたしは急いで上履きからローファーに履き替え水野くんを追いかけた。

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