冷たい君と青春中。


そ、っか…。じゃあ傘は必要ないね。


「じゃ、じゃあ、ここでお別れだね。」


「ああ」


「ばいばい、水野くん。またあしたね。」

駅のホームで水野くんにさよならをする。

コクン、頷くだけの水野くんは反対車線
に来た電車に乗り込んだ


「ばいばい!ばいばい水野くん!」


「…るせぇ。じゃあな」

プシューッ

水野くんがそういった瞬間に電車のドアが閉まって電車は走り出してしまった


< 55 / 462 >

この作品をシェア

pagetop