Fighting fantasia
意表を突く攻撃。

咄嗟に躱せたのは、ウラヌスのずば抜けた反射神経ゆえか。

だが直後の。

「そりゃあっ!」

健二の追撃までは回避できない!

渾身の拳が、ウラヌスの頬を殴りつける!

今度はウラヌスが吹き飛ばされる番だった。

物凄い勢いで急降下していき。

「ぐっっっっっ!」

何とか急停止して、地面への激突を避ける。

その上で。

「この下級戦士がぁあぁぁあっ!」

健二と同じような、両掌からの光線!

しかも健二のものよりも遥かに大きく太い光線だ。

回避は間に合わない。

健二は両腕を交差させ、その光線を防御で凌ぐ!

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