Fighting fantasia
「馬鹿な!」

驚愕するウラヌス。

今の攻撃は、たかだか能力値1100万程度の者では耐えられない威力だった筈だ。

下手をすれば、ウラヌス達の故郷を滅ぼしたあの仇敵でさえ深手を負わされるほどの攻撃だった筈。

それをまともに受けて、凌ぎ切るだと?

「まさか…」

ウラヌスの脳裏をよぎる記憶。

「まさか貴様もマーズと同じ、『神化』の資質を持つのか?」

「神化?」

健二は首を傾げる。

何の事だ?

確かに今のウラヌスの一撃は死ぬかと思ったし、何とか耐え凌げたのは運がよかったと思うが…。

< 16 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop