Fighting fantasia
「この地球という星に立ち寄った後、ある惑星に向かう予定だった。そこに住む異星人は、人間離れした姿形だが、かなりの能力値を持っているという噂だったんでな」

「僕は余り気乗りしませんけどね…その惑星の住人だって、争いを求めている訳じゃないだろうから」

口々に言うウラヌスとマーズ。

その話を聞きながら。

「なぁ、ちょっと頼みがあるんだが」

健二は言った。

「その惑星、俺もついて行っちゃ駄目か?」

「何?」

ウラヌスがジロリと健二を睨む。

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