Fighting fantasia
大気が震動するような激しいオーラを放出させながら、健二はユピテルを見る。

「一時的に出せる力でなら、お前を上回る事が出来る。悪い事は言わねぇ、このまま降参しろ」

「く…!」

歯噛みしながら、ユピテルは健二を睨む。

「降参させたいなら俺を殺せ!死ぬまで俺は戦うのをやめんぞ!」

大きく腕を振り上げるユピテル。

その手を振り下ろした瞬間、ドリルのような螺旋状の光線が指先から放たれる!

何物をも貫通し尽くす破壊光線。

ユピテルが修行の末に身に付けた最大の技だった。

これを。

「!!!!」

健二は受け止め。

「でりゃあっ!」

そのまま上空へと跳ね上げた!

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