Fighting fantasia
奥の手とも言える破壊光線を!

愕然とするユピテル。

そんな彼に、健二は急接近する!

スピードもこれまでの健二の比ではない。

瞬く間に距離を詰めた健二は、ユピテルの腹に強烈なボディブロー!

「が…は…!」

呼吸も儘ならないほどの強打を受け、そのままユピテルは白目を剥いて気を失った。

ユピテルをゆっくりとその場に寝かせる健二。

「甘いな」

腕組みしたまま、ウラヌスが言った。

「刃向かう奴は殺してしまえばいい。生かしておけば後々復讐に来るだけだ」

「そん時はまた相手になってやればいい。懲りるまで相手してやれば、殺す必要はねぇだろう」

敵に対しても全く見解が異なる。

同じ一族でありながら、健二とウラヌスの考え方は正反対だった。

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