Fighting fantasia
飛び去っていった健二達を見送った後。

「はぁあぁあぁぁあぁぁあぁあぁぁっ!」

マーズは必要以上にオーラを放出しながら、人影のない場所へと移動する。

こうする事でエフェスに自分の位置を知らせ、引き付けているのだ。

彼の予測通り。

(来た…!)

巨大な力の塊が、マーズを追って高速で近付いてくる。

左手首に付けた測定器で、能力値を確認。

「能力値5億っ…?」

実に神化したマーズの三倍以上の能力値。

戦う前から絶望しかねない。

しかも感じ取る限り、エフェスにはまだ余力がありそうな雰囲気だった。

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