Fighting fantasia
エフェスが目を丸くした。

「これは…神化?」

伝説とまで呼ばれ、生き延びよう、強くあろうとする者だけが手を伸ばせる境地と言われた神化に覚醒した者が、もう一人…?

驚いているのも僅かな間のみ。

ズドン!という衝撃と共に、エフェスの腹にウラヌスのボディブローがめり込んだ!

速い、見えなかった。

おまけにとてつもなく重い拳。

そんな拳を。

「物足りないだろう、遠慮なく食らっていけ!」

ウラヌスは立て続けに五発六発と叩き込んでいく!

ボディブローを打ち込む度に発生する衝撃波。

風圧が砂埃を巻き上げる。

ボディブローが十発を数えた所で。

「はーーーーーーーーーっ!」

そのめり込ませたボディブローから、ウラヌスの光線が発射される!

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