Fighting fantasia
爆発と共に吹き飛ばされるエフェス。

無論これで終わりではない。

金色の戦士と化したウラヌスは即座に追いかけ、エフェスの頬に拳を叩き込む!

軌道を変え、海中に没するエフェス。

そんなエフェスに向かって。

「そらそらそらそらそらそらそらそら!」

ウラヌスは両手からの光弾を連射した!

言うなれば速射砲。

遠目に見ればミサイルが連発して海中に撃ち込まれているようにさえ見える。

「す、凄まじい…」

戦闘に参加しないまま傍観していたユピテルが、そんなウラヌスの強さに愕然とする。

たった三十分、修行場の時間にして半年。

しかしその半年の間に、ウラヌスは神化に覚醒し、更にその神化の壁すら超えた力を身に付けた。

戦闘の天才というならば、ウラヌスがまさにそれだった。

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