乾闥婆城
後書き~という名のウラバナシ
 あれ? 何かぼーっと書いたらこんな話に。

 最近何か次回作も気が乗らないで、どうすっかと思ってたら、えらい不気味な話を作ってしまった。
 やる気が起きないけど何か書きたい、でも何も思いつかん、と思いつつ、なーんも考えずに書き出したんですがね。

 短編にするか、ジャンルは何にするかも(まぁ書いてる話の背景が歴史だから、歴史になるだろうが)なーんも決めずにぺろっと書いたらどんどん不気味に。
 じゃあホラーにしようと、もう一本ホラーを挙げてしまいました。
 なにか最近ほんとにネタないわ。

 さてこのお話、どこからどこまでがこっちの世界なんでしょうね。
 おしのの遊郭自体がほんとにあるのか。

 おしのが買物する市の外れだって怪しいです。
 一体誰が生きた人間なんだか。

 現実と非現実の狭間を、香の煙と雨が遮るお話でした、と。


2015/08/22 藤堂 左近(珍しく朝に挙げてみたり)
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