美しいだけの恋じゃない
「時間だな。皆、おはよう」
そうこうするうちに部長が進行役である、毎朝恒例のミーティングが始まり、それを経てから、各自やるべき業務へと突入する。
瞬く間に数時間経過し、午後一で得意先を訪問する予定の門倉保は、30分前倒しで昼休憩に入るべく、離席した。
正規の昼休みになった所で、私も田中さん佐藤さんと共に部屋を出て食堂へと向かう。
私達が昼食を摂っている間に入れ違いで門倉保は席に戻り、準備を整え、会社を出たようだ。
13時ちょっと前、整理整頓されている彼のデスク上を見てその事を察知し、午後の業務に向けて頭を仕事モードに切り替えつつ椅子に腰かけた。
何故だか今日は時間がサクサクと過ぎ去って行く。
ふと気が付いた時には16時を過ぎており、私は仕事の手を休め、急いで給湯室へと向かった。
お茶当番にとっての重要ミッションである、飲み物の在庫チェックをする為だ。
食器棚の目につく場所に出ているもの、下部の棚に収納してある物を順に見て残数を調べる。
一番人気のドリップバッグ式のインスタントコーヒーの各フレーバー、次点人気の紅茶のティーバッグは毎度の事ながらだいぶ減っていて、今回、緑茶の葉も残り3分の1くらいまでになっていた。
また、来客時や会議の際に飲まれている専用マシンで作るコーヒーの原料も、5種類あるフレーバーのうちの3種類が残り一箱で、口が開いている状態だった。
そうこうするうちに部長が進行役である、毎朝恒例のミーティングが始まり、それを経てから、各自やるべき業務へと突入する。
瞬く間に数時間経過し、午後一で得意先を訪問する予定の門倉保は、30分前倒しで昼休憩に入るべく、離席した。
正規の昼休みになった所で、私も田中さん佐藤さんと共に部屋を出て食堂へと向かう。
私達が昼食を摂っている間に入れ違いで門倉保は席に戻り、準備を整え、会社を出たようだ。
13時ちょっと前、整理整頓されている彼のデスク上を見てその事を察知し、午後の業務に向けて頭を仕事モードに切り替えつつ椅子に腰かけた。
何故だか今日は時間がサクサクと過ぎ去って行く。
ふと気が付いた時には16時を過ぎており、私は仕事の手を休め、急いで給湯室へと向かった。
お茶当番にとっての重要ミッションである、飲み物の在庫チェックをする為だ。
食器棚の目につく場所に出ているもの、下部の棚に収納してある物を順に見て残数を調べる。
一番人気のドリップバッグ式のインスタントコーヒーの各フレーバー、次点人気の紅茶のティーバッグは毎度の事ながらだいぶ減っていて、今回、緑茶の葉も残り3分の1くらいまでになっていた。
また、来客時や会議の際に飲まれている専用マシンで作るコーヒーの原料も、5種類あるフレーバーのうちの3種類が残り一箱で、口が開いている状態だった。