キミの首輪に、赤い糸を。
家に帰ってスマホを開くと、お母さんからメッセージが届いていた。
[元気?何かあったらすぐ連絡してくるのよ?勉強は順調?私達は元気にしてるからね。]
たまに送られてくるお母さんからのメッセージはいつもクエスチョンマークが多い。
「ったく、心配性だなぁ」
私はすぐに返信を返した。
[私も元気。勉強はまぁまぁ順調かな。おばあちゃんも元気そうだから心配しないで。]
一昨日会ったおばあちゃんの様子も付け足し、送信ボタンを押す。
「あぁー、疲れた」
ぐったりとベッドに身を委ね、意味もなく天井を見つめる。
あ、そうそう。
恋って、なんだっけ。
ふと思い出してもう一度スマホを手に取り、[恋とは]と打ち込んで検索してみた。
検索結果は、異性に想いを寄せること、愛しく思うこと、などが並ぶ。
「結局よくわかんないし」
私は携帯をベッドに放り、夕食を作るために立ち上がった。
[元気?何かあったらすぐ連絡してくるのよ?勉強は順調?私達は元気にしてるからね。]
たまに送られてくるお母さんからのメッセージはいつもクエスチョンマークが多い。
「ったく、心配性だなぁ」
私はすぐに返信を返した。
[私も元気。勉強はまぁまぁ順調かな。おばあちゃんも元気そうだから心配しないで。]
一昨日会ったおばあちゃんの様子も付け足し、送信ボタンを押す。
「あぁー、疲れた」
ぐったりとベッドに身を委ね、意味もなく天井を見つめる。
あ、そうそう。
恋って、なんだっけ。
ふと思い出してもう一度スマホを手に取り、[恋とは]と打ち込んで検索してみた。
検索結果は、異性に想いを寄せること、愛しく思うこと、などが並ぶ。
「結局よくわかんないし」
私は携帯をベッドに放り、夕食を作るために立ち上がった。