キミの首輪に、赤い糸を。
3
「一緒にいて」
その日から、真白はどこか塞ぎ込んでいるように見えた。
「真白、何かあったの?」
そう聞いても、「なんでもないよ」と笑いかけてくるだけで、何も話してくれない。
如月さんは少しすっきりしたように見えたけど、真白はどうしたんだろう。
まるで、如月さんの苦しみを引き受けてしまったようだ。
「ねぇ、真白。曲聴かせて?」
真白はギターが好きだから、ギターを弾けば少しは元気になってくれるかと思ってそう言った。
「...うん。待っててね」
そう言って真白はギターを取ってきて、構えた。
そして、軽く弾いたかと思えば、「ごめん、なんか今は上手く弾けないや」と早々に片付けてしまった。
「真白、何かあったの?」
そう聞いても、「なんでもないよ」と笑いかけてくるだけで、何も話してくれない。
如月さんは少しすっきりしたように見えたけど、真白はどうしたんだろう。
まるで、如月さんの苦しみを引き受けてしまったようだ。
「ねぇ、真白。曲聴かせて?」
真白はギターが好きだから、ギターを弾けば少しは元気になってくれるかと思ってそう言った。
「...うん。待っててね」
そう言って真白はギターを取ってきて、構えた。
そして、軽く弾いたかと思えば、「ごめん、なんか今は上手く弾けないや」と早々に片付けてしまった。