キミの首輪に、赤い糸を。
次の日も、その次の日も。
俺らは、殴られ続けた。
小さな抵抗も虚しく、俺らは日に日に弱っていく。
「お兄ちゃん、僕...僕、もういや」
真白は俺を見つめる。
「...俺が、守ってやるから」
何度重ねたのかも分からない嘘を、俺はまた吐いた。
「お願い、お兄ちゃん...」
真白の目は、潤んでいるけど真剣だった。
「僕を...」
"僕を、殺して"
俺らは、殴られ続けた。
小さな抵抗も虚しく、俺らは日に日に弱っていく。
「お兄ちゃん、僕...僕、もういや」
真白は俺を見つめる。
「...俺が、守ってやるから」
何度重ねたのかも分からない嘘を、俺はまた吐いた。
「お願い、お兄ちゃん...」
真白の目は、潤んでいるけど真剣だった。
「僕を...」
"僕を、殺して"