キミの首輪に、赤い糸を。
「和咲が好きなもの全部、僕も好きになる」
しばらく歩いて着いたのは、落ち着いた雰囲気のカフェ。
木製のそのお店は、老若男女問わず人気がある。
「わー!いらっしゃい!和咲ちゃん!」
そして、奥から小走りで笑顔でやって来たのは、仲良しになった店員さんである、雛ちゃんこと紺野雛美ちゃん。
天真爛漫で明るくて、お姉さんって感じの人。
私が初めて来たとき、緊張していると思ったらしくて、声を掛けてくれた。
その時は突然話しかけられてビックリしたけど、それから行くたびに話しかけてくれるから、仲良くなった。
「あれ?隣にいるのは...もしかして彼氏!?」
雛ちゃんがキャッーと口を押さえ、私の方を見る。
「違うよー。真白っていうの。まぁ、友達みたいな?」
そう言って真白を紹介しようと横にいる真白の方を見たけど、真白がいない。
「あれっ?」
そして少し振り返ると、私の服の裾を握って震え、私の影に隠れている真白が見えた。
あぁ、初対面の人への警戒心って、こういうことか...。
木製のそのお店は、老若男女問わず人気がある。
「わー!いらっしゃい!和咲ちゃん!」
そして、奥から小走りで笑顔でやって来たのは、仲良しになった店員さんである、雛ちゃんこと紺野雛美ちゃん。
天真爛漫で明るくて、お姉さんって感じの人。
私が初めて来たとき、緊張していると思ったらしくて、声を掛けてくれた。
その時は突然話しかけられてビックリしたけど、それから行くたびに話しかけてくれるから、仲良くなった。
「あれ?隣にいるのは...もしかして彼氏!?」
雛ちゃんがキャッーと口を押さえ、私の方を見る。
「違うよー。真白っていうの。まぁ、友達みたいな?」
そう言って真白を紹介しようと横にいる真白の方を見たけど、真白がいない。
「あれっ?」
そして少し振り返ると、私の服の裾を握って震え、私の影に隠れている真白が見えた。
あぁ、初対面の人への警戒心って、こういうことか...。