瞳の奥の真実
「えーっと、水沢は……『女の子に大人気!と思えば、男の子にも大人気。普段のまじめで誠実な感じと、歌を歌っている時の雰囲気が違いすぎてギャップ萌え』だって!」
「ギャップ萌え!ぎゃはは!」
「岡崎は?」
「『一番意見を言わないように見えて、でも実はみんなをまとめているのが岡崎くん』だってさ!」
水沢くんが私のレポートを大事そうに揃えて、返してくれた。
「すごいな!ありがとう、そんな風に俺らを見てくれてて」
「うん、でも、これで完成じゃなくって、これ」
私は持っていたデジカメを出した。
「え!写真撮るの?」
「今日?」
「練習風景の写真を撮りたいの」
「わーもっといい服着てくればよかった!」
「そのままがいいの。ライブの時と違う、そのままのフェリスを撮りたいんだから」
「ギャップ萌え!ぎゃはは!」
「岡崎は?」
「『一番意見を言わないように見えて、でも実はみんなをまとめているのが岡崎くん』だってさ!」
水沢くんが私のレポートを大事そうに揃えて、返してくれた。
「すごいな!ありがとう、そんな風に俺らを見てくれてて」
「うん、でも、これで完成じゃなくって、これ」
私は持っていたデジカメを出した。
「え!写真撮るの?」
「今日?」
「練習風景の写真を撮りたいの」
「わーもっといい服着てくればよかった!」
「そのままがいいの。ライブの時と違う、そのままのフェリスを撮りたいんだから」