天晴
マイナスから創める




何もかもを失った。



自分が正しいと思っていた甘さ、ハニートーストの如く。



自分が過ごしてきた世界と社会という世界とのギャップ。



どこに出されても大丈夫だと思っていた、勝手に。



自分の考えがある。



その考えを人に言う勇気がなかった。



そうして、失ったものを



取り返すことは考えない。



新しく創ることを考えた。



そこにないなら作ればいい。



不可能がマイナスなら



そのマイナスにもう一つマイナスを持ってきて、



そのどっちかの視点を変えてあげることで、



何かのプラスになると思うから。



少なくとも、そんなことを思いつく僕は、



見込みがあると自負してやまない。




< 3 / 100 >

この作品をシェア

pagetop