天晴
シレン
一生付き合うことになった。
病気と
なぜこうなったのかわからない。
自業自得でもなく、神様がなぜか僕に与えた試練。
乗り越えられない試練はないなんていうけれど、
その病気で死んでしまったとしたら、これを試練じゃなくて、何と捉えようか。
嫌がらせか、罰か、
僕みたいに治らない病気だとどうだろう。
これは、試練なのだろうか。
試練試練って、一体、あんたはいくつの試練を与えてくるんだ。
病気になって成長して、その成長が何かに繋がるとでも言うのだろうか。
わからない。
わからないから、その疑問をこうして書いていくと、
一つの詩になった。
病気を死じゃなく、詩で終わらせた。
「詩練」とかいて、「シレン」と読むのかも知れん。