天晴
歩く




初めて書いた詩の数々。



「ワタシ」はワタシ。



デブでもなく、女でもなく、高校生でも、魔法使いでもない。



本当のワタシの気持ち。



スラスラと書けるのは、



きっとワタシを書いているから。



ワタシのことは、ワタシが一番知っている。



でも、「キミ」はいない。



偶像。



やっぱりあの声は空耳だったのだろうか。



そっちには、行かない。



歩きだそう。



歩いた後に道ができて、



先はまだ見えなくて、



まだまだ進めるって





そういう、ことか。




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