天晴
若人よ





峠を越えた先の



景色、明いか、暗いか、



足が前に進まない。





ここからは見えない故郷。



残した家族のぬくもりを肌に感じ、



時計をしないで生きることをやめた。





スカイツリーと東京タワーが同時に見える。



驚き、怯え、震える足、膝を叩き、



いつかあのてっぺんで笑うこと。




ここからなら、届くはずさ。





怖くても、不安でも進め、若人よ。



道は前にしかないんだよ!!!!!





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